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あなたが選ぶ“美音”ヴァイオリン・グランプリ!第5回

弦楽器フェア 2022
2022年11月18日 金曜日 -12月17日 土曜日
@ 文京楽器 店舗2F & WEBサイト
第5回のテーマは、世界の一線で活躍する現代製作家のヴァイオリンに、相性の良い弓を組み合わせた『音のマリアージュ』。文京楽器のヴァイオリン・アドヴァイザーが選んだ『音のマリアージュ』の音源を聞いて、あなたが最も美しい音だと思ったものに投票してください。皆様の投票で、"美音"グランプリを決定します!

投票受付期間:
2022年11月18日(金)〜12月17日(土)まで

投票方法:
アルバム音源を聞いて、最も美しいと思った『マリアージュ』を選ぶ
投票フォームのリンクを開いて、投票する
特典:
①投票してくださった方には、もれなく特製クリアファイルをプレゼント
②さらに抽選で10名様に、楽器と弓の絶妙なマリアージュを引き出す『アルシェの松脂』をプレゼント

第5回の特徴

ヴァイオリンと弓『音のマリアージュ』が合計10組・4つのアルバムに収録

今回エントリーしたマリアージュ(ヴァイオリン&弓)は合計10組です。
演奏者別・曲別に4種類のプレイリストを作成しました。

・アルバムA:髙木彬矢セレクト - 愛の挨拶
・アルバムB:髙木彬矢セレクト - チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲
・アルバムC:加藤綺乃セレクト - 愛の挨拶
・アルバムD:加藤綺乃セレクト - チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲

なお、演奏はそれぞれ選定者によるものです。
『デジタル・リバーブ』〜 今回の音源には新しい試みが導入

今回の音源は「画期的で新しい試み」が導入されています。弦楽器奏者が楽器を選定する際には、「そば鳴り」か「遠鳴り」かが重要なポイントとなります。しかしホールで実際に弾いてみることはハードルが高いと言えます。

そのような問題を解決するべく、耳元での音がホールでどう響くのかをデジタルで再現してみました。音楽の都ウィーンにあるオーケストラ音源専門Vienna Symphonic Library社の協力のもと実現しています。

響きが楽器の音にどのように影響するか、じっくり味わってから、投票してください!
▷音源を聞くと、同じフレーズが3回流れます。
①スタジオ収録・・・近距離で収録。演奏者の耳元で聞こえる音に近似したもの
②リバーブA・・・①にデジタルリバーブを施し、小ホール(400人程度)を再現したもの
③リバーブB・・・①にデジタルリバーブを施し、大ホール(1800人程度)を再現したもの

エントリーマリアージュ(ヴァイオリン&弓) 一覧

#01 ルイス・アモリム × ジュリアン・モルティエ
AMORIM, Luiz "Cessole" Cremona 2022 × MORTIER, Julien Perpignan 2019

#02 フランチェスコ・ビソロッティ × アルシェ PE Solo
BISSOLOTTI, Francesco Cremona 2009 × Archet PE Solo
    

#03 アンドレアス・ヘリンゲ × シャルル・ニコラ・バザン
HELLINGE, Andreas "Guadagnini Model" Geneve × BAZIN, Charles Nicolas Mirecourt ca1910
    

#04 伊藤 亮介 × ルイ・モリゾー
ITO, Ryosuke "Strad Model" Cremona 2021 × MORIZOT, Louis Mirecourt ca1945
    

#05 堤 一朗 × アルシェ TO Solo
TSUTSUMI, ICHIRO Cremona 2021 × Archet TO Solo
    

#06 陳 由木子 × ジェローム・ティブヴィル=ラミー
CHIN, Yukiko Tokyo 2022 × J.T.L. stamped "Darc" Mirecourt ca1920
    

#07 伊東 渚 × アルシェ SA Solo
ITO, LAZZARI, Migiwa Cremona 2022 × Archet SA Solo
    

#08 トーマス・モイヴィッセン × フランソワ・ロッテ
MEUWISSEN, Thomas Brussels 2019 × LOTTE, Francois stamped "Leon Bernardel" Mirecourt
    

#09 中島 庸介 × ガブリエル・パスキエ
NAKAJIMA, Yosuke Cremona 2021 × PASQUIER, Gabriel Caromb 2016
    

#10 エリーザ・スクロラヴェッツァ × ルイ・バザン
SCROLLAVEZZA, Elisa Parma 2015 × BAZIN, Louis Mirecourt 1925

音源 髙木彬矢セレクト 5組

ヴァイオリン・アドヴァイザー 髙木彬矢
東京の音大でヴァイオリンを専攻。2019年に卒業し、70年以上の歴史を持つ老舗専門店に勤務。これまでの演奏経験を活かして、プレイヤーの立場から、お客様に最適の楽器を選ぶことをモットーとしている。
アルバムA Elgar: Salut d'amour, Op.12

Bunkyo Gakki · The Stringed Instruments Fair 2022 TAKAGI Select - Elgar
アルバムB Thaikovsky: Violin Concerto in D Major, Op. 35

Bunkyo Gakki · The Stringed Instruments Fair 2022 TAKAGI Select - Tchaikovsky

音源 加藤綺乃セレクト 5組

ヴァイオリニスト 加藤綺乃
東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て、東京芸術大学、同大学大学院修士課程を卒業。また、大学院在学中にアメリカ、フィラデルフィア、テンプル大学音楽学部ディプロマコースへ留学。現在はフリーの奏者としてオーケストラでの演奏を中心に活動中。
アルバムC Elgar: Salut d'amour, Op.12

Bunkyo Gakki · The Stringed Instruments Fair 2022 KATO Select - Elgar
アルバムD Thaikovsky: Violin Concerto in D Major, Op. 35

Bunkyo Gakki · The Stringed Instruments Fair 2022 KATO Select - Tchaikovsky
Vienna Symphonic Libraryとは

VSLは世界最高峰のフル・オーケストラ音源ライブラリ。VSL社は、音楽の都ウィーンのサウンドを再現するために労を厭わないことで有名です。オーケストラが入る巨大なホールを自社で有しており、実際にウィーンの有名交響楽団の一流奏者が演奏します。こうした貴重な音源をもとに、高度な演奏表現を実現するテクノロジーも最先端です。VSLはアコースティックとデジタルが高次元で融合した、唯一無二のフル・オーケストラ音源です。


VSLのデジタル・リバーブ

今回採用したデジタル・リバーブは、コンボリューション・リバーブです。実際に様々な場所(ホールや協会)で残響音を収録した、IR(インパルス・レスポンス)データをもとにしてリバーブを生み出します。空間をシミュレーションするために、コンボリューション(畳み込み演算)を使用しています。近年のCPUの著しい機能向上によって可能となった最新のリバーブです。
https://www.vsl.co.at/en/Vienna_Software_Package/MIR_Pro_3D

【曲目】
エルガー: 愛の挨拶 Op. 12 より
チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35 第1楽章 より

【録音】

日付:2022年11月10日
場所:弊社スタジオ
録音&編集:Atsuo Yukawa
マイク:NEUMANN U87Ai(モノラル) 
デジタルリバーブ:VIENNA SYMPHONIC LIBRARY社 Vienna MIR Pro 3D