■日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays
10:30~18:30
112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN
後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)
良質な弦楽器を寄付したり、オーケストラ教育の地域クラブ化を推進する資金を集めるために、チャリティ・コンサートを開催します。
シンセサイザー・オーケストラは、最新デジタル技術を用いたAI時代の音楽メソッド。質の高いオーケストラ教育を効果的に普及するために、ハードウエア・ソフトウエア・アートウエアを総合的に研究します。世界のシンセサイザー・アーティスト冨田勲先生(尚美学園大学大学院教授)が開発したトミタメソッドを引き継ぐ、電子楽器開発者の湯川純郎先生をエクゼクティブ・アドバイザーとして迎え、シンセサイザー・オーケストラの概論・実習・演習を提供します。
西洋文化が生み出した至高の芸術品であり、世界の文化遺産である名器ストラディヴァリウスを、様々な学術分野の専門家と協働して徹底的に研究します。こうした学際交流によって生まれた研究成果をもとに最新の先端技術を駆使して、現代にストラディヴァリウスを蘇らせます。再現する過程で得られたノウハウ「ストラディヴァリウスの秘密」は普遍化され、質の高い弦楽器づくりに還元されます。
名器の無償貸与システムを構築することによってクラシック音楽環境の創生に成功した文化大国ノルウエーを研究対象として、質の高い楽器がもたらす効果やその貸与システムを研究します。
最新3D技術や自由時間を活用した日本製ヴァイオリンの産業化や、バルカン諸国やブラジルなど楽器材料の原産国への楽器生産技術の移転など、具体的なプロジェクトを実践しながら音楽産業政策を研究します
発展途上国の中には、国民のクラシック音楽への関心が極めて高いにもかかわらず、経済上の問題で、十分にクラシック音楽を楽しむ機会が得られていない国々が多く存在します。それらの国々に対してピグマリウス・アカデミアは、独自のシンセサイザー・オーケストラの手法の普及を進めます。
発展途上国の中には、自国で優れた楽器用木材を産出していながら、楽器生産技術がないために、僅かな付加価値しか創出できていないところが幾つかあります。それらの地域に対してピグマリウス・アカデミアは、楽器生産の技術移転を行い、地場産業振興に貢献します。
令和2年10月2日、一般社団法人ピグマリウス・アカデミアが設立されました。
21世紀の音楽・楽器産業では、ITやデジタル技術等が更に発展し、プロフェッショナルとアマチュアの垣根がなくなり、プロシューマー(生産消費者)が活躍すると予測されます。これは、音楽・楽器産業における事業が、営利活動だけではなく、非営利活動の重要性がますます高まっていくことを意味しています。
そのため、ピグマリウス・アカデミアでは、国連の提唱する SDGs(持続可能な開発目標)に賛同し、「質の高いオーケストラ教育と楽器をみんなに」を理念に掲げ、様々な取り組みを通じて、社会貢献に邁進して参ります。
ちなみに、社団法人の名称である「ピグマリウス・アカデミア」は、1976 年に誕生した日本の弦楽器ブランドの「ピグマリウス」と、ギリシャの偉大な哲学者プラトンが創設した学園「アカデミア」を組み合わせたものです。これは変わることのない「ものづくり」への情熱と人生100 年時代を見据えたリカレント教育(学び直し)を社団法人の骨格として据えたことを意味しています。
コロナ禍によって、未だ先行き不透明な現状が続いておりますが、アフターコロナの社会を見据え、自ら音楽・楽器産業の明るい未来を描いて参ります。
一般社団法人 PYGMALIUS ACADEMIA 理事長
堀 酉基(ほり ゆうき