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1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
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アルシェの弓がVSAで入賞を果たしました!

第22回VSA(ヴァイオリン・ソサエティ・オブ・アメリカ)国際コンクールにおいて、アルシェの若手弓職人、竹田仁、鎌田悟史合作のコントラバス弓が、Certificate of Merit(技術賞、卓越した弓製作技術を持つ職人に贈られる)を受賞しました。

若手への技術継承を目的としてはじめた国際コンクールへの挑戦が実を結び、アルシェの高い技術が世代を超えて受け継がれていることを世界に証明しました。

アルシェはプレイヤーに心から喜ばれる弓を理想とし、さらなる高みを目指して邁進してまいります。アルシェのますますの活躍にご期待ください!

巨匠バザンのスタイルを参考に

ヘッドは流線型を意識し、シャンファーをやや太く、優美な形状に削り出しています。スティック全長をやや短めに設定することで、演奏性を高めることに貢献しています。
美しいフレンチ弓を

金属アンダースライドの底辺を広く採ることで、フロッグの安定性を向上させています。パールアイには国産のアワビ貝、金属部品にはゴールド、ラッピングには京都西陣の絹糸を使用し、美しい外観を持つ弓に仕上げました。
竹田 仁

1998年入社。アルシェの看板職人である大瀬国隆、中西秀明に弓製作の指導を受ける。サルトリーやヴォワランモデルの製作を得意としており、中・高級品を中心に弓の製作を手掛けている。
鎌田 悟史


2005年入社。大瀬国隆、中西秀明に弓製作の指導を受け、特にフロッグ(毛箱)の製作を得意とする。現在はアルシェ弓の品質改良や新製品開発にも力を入れている。




〜国際製作コンクールへの取り組み〜

高品質の弓を作り続けるために必要なこと。それは良質な原材料を世界に求めるだけでなく、優秀な弓製作職人の輩出が不可欠です。アルシェでは大瀬中西につづく次世代の名工を養成するべく、若手職人が国際製作コンクールへの挑戦を続けています。

コンクール弓の製作では材料の選択にはじまりモデルの選定から設計・製作・調整にいたるまで一人が一貫して行います。弓と自らとが真摯に向き合うことで得られる深い思考と責任感と緊張感から生まれる試行錯誤がひとりの弓職人を熟達の名工へと育ていくのです。