今回のテーマは「弓」!
19世紀始めに製作されたトゥルトから、20世紀のバザン、モリゾー、現代弓のアルシェまで音源を比べていただけます。
楽器はモダン・イタリアン・ヴァイオリンの逸品
エンリコ・チェルティ(Enrico Ceruti,1840製)、試奏はソリストとしての活躍もめざましい、ヴァイオリニストの
佐々木つくしさん(東京藝術大学3年)にお願いしました。収録会場は、室内楽の殿堂「
トッパン・ホール」です。国内最高とも言える条件で収録したハイレゾ音源で、ホールの響きとともに弓の違いをご堪能ください。
今回エントリーした弓は合計15本です。
製作年代別・曲別に4種類のプレイリストを作成しました。
・アルバムA:1800年代の弓 - Bach
・アルバムB:1800年代の弓 - Tchaikovsky
・アルバムC:1900年代以降の弓 - Bach
・アルバムD:1900年代以降の弓 - Tchaikovsky
Thaikovsky: Violin Concerto in D Major, Op. 35
Thaikovsky: Violin Concerto in D Major, Op. 35

【演奏】
佐々木つくし(ヴァイオリン)
第87回日本音楽コンクール第2位、併せて聴衆賞、黒柳賞受賞。第18回東京音楽コンクール第2位。その他、数々のコンクールで入賞を果たす。
霧島国際音楽祭賞、宮崎ミュージックアカデミー優秀賞を受賞。NHK FMラジオ『リサイタル・パッシオ』に出演。
これまでに、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団と共演。
2019,2020年度ヤマハ音楽支援奨学生。第50回江副記念リクルート財団奨学生。2021年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部3年に在学中。現在、玉井菜採氏に師事。
使用楽器は、文京楽器の協力によりイギリスのBeare’s International Societyから貸与されているEnrico Ceruti。