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915

Violin Bow SOLD

Paris / France
ca.1790
Old French

Paris / France
ca.1790
Old French

サイズ:
4/4
価格:
ASK

小売価格/価格帯は税込価格です。

ライブ試奏についてはこちらをお読みください。
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モデル:
Tourte model
鑑定書:
Pierre Guillaume
特徴:

モダンボウ製作の原点にして最高峰の弓職人、フランソワ・グザヴィエ・トルテの兄。1770年代はヘッドの大きい「クラーマー」モデルの弓製作を得意とし、その名声は当時の上流階級にまで及ぶほどでした。しかし、フランス革命が始まると、王侯貴族との交流が多かったレオナールにとっては活動規模の縮小を余儀なくされたため、モダンスタイルの作品数は非常に少なくなります。しかしながら、レオナールの作品の一部は、弟フランソワ・トルテ同様、18世紀の名弓として高く評価されています。


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弓形状:
Round
フロッグ:
Silver & Ebony
詳細情報を表示▼
二コラ・レオナール・トルテはフランソワ・グザヴィエ・トルテの兄である。1756年から父二コラ・ピエールの下で修行を始めた。18世紀中頃に於いて、広い音質の幅を求め、演奏技術を変化させていったことが、弓の構造に全くの新しい要求を突きつけることとなった。1750年頃からの幾十年の間、製作者は実験的な製作を多く実施し、幾つかのモダン弓スタイルが並行して存在していた。彼のスタイルは、1769年にドイツ生まれのヴァイオリニスト、Wilhelm Cramerがパリへもたらした、ヘッドが高く重量の大きい「クラマー」(Cramer)モデルを採用しているものが良く知られており、18世紀のバロック様式における演奏家達の間で人気を博した。後の「ヴィオッティ」(Viotti)モデルを採用した彼のモダン弓は、フランス革命の政治混乱の影響のために数が少ない。
 
1774年には弟のフランソワ・グザヴィエと共同製作を始めたが、当時は楽器製作のルジューヌ家に少ない数を販売するに留まっていた。その後モダン弓が大きな人気を博し、労働制約が緩和された1776年に製作者に貴金属の使用が許される様になると、兄弟は市場の需要に合わせ製作を行うことが出来るようになった。