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日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays

10:30~18:30

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)

写真:『The Venitian Concert Musicians playing cello, lute, violin and singers on a terrace』by Alexandre Hesse (1806-1879) 

SALON du VIOLONCELLE 2024

奥深きチェロの世界

2024年6月15日 土曜日 - 7月13日 土曜日
@文京楽器
期間:2024年6月15日(土)~7月13日(土) 
時間:10:30〜18:30
会場:文京楽器ショールーム
   〒112-0002 東京都文京区小石川2-2-13-1F
   Googleマップ 

・特別展示期間中、弾き比べ&プチ・コンサートを開催します
・試奏は事前予約制といたします
・試奏室をお一人様最大1時間までご利用いただけます
・展示見学は自由にご覧いただけますのでお気軽にお立ち寄りください

SALON du VIOLONCELLE ~奥深きチェロの世界〜

文京楽器の小さな展示会「サロン・ド・ シリーズ」は、毎回テーマに沿った楽器・弓を取り揃え、その魅力を身近に楽しんでいただける企画です。

第2回は、チェロの魅力に迫る企画展「SALON du VIOLONCELLE~奥深きチェロの世界」をお送りします。

チェロの音色は、人間の声に近い音域のため、聴く人にリラックス効果を与えると言われています。どっしりと深みのあるの低音、なめらかで人の歌声のような中音、明るく華やかな高音と、どこをとっても「美味しい」響きにあふれた魅力的な楽器です。

そして、弦楽器の中でもヴァイオリンについて曲のレパートリーが豊富で、オーケストラ、室内楽、ソロ演奏、クラシックからポップスまで、多様な楽しみ方が可能。
また、座って弾けることや、演奏姿勢もからだの動きに沿った自然な形のため、レイト・スターターの方でも始めやすい弦楽器として、大人のおけいこ事でも人気が高まっています。

今回の展示会では、新作からモダン作品まで、古今東西の良質なチェロを揃えてお送りします。チェロの魅力に、どっぷりと浸る1か月間。是非ご堪能くださいませ。

<モダン・チェロ>

 

アルベルト・グエラ

Cello
Alberto GUERRA
Modena / Italy
1955

~堂々たる体躯の『ザ・イタリアン・チェロ』、モデナの名工グエラ~

アルベルト・グエラ(1908-1968)は、エミリア・ロマーニャ州のモデナで活躍した職人。ヴァイオリン製作はボローニャ派のモダン大家、ガエタノ・ポラストリの下で学びました。1955年製の本作品は、オーセンティックなデザインと、イタリアン・レッドのニスがベストマッチした、「ザ・イタリアン」と呼ぶにふさわしいチェロ。力強く、ふくよかな響きはコンサートホールでも朗々と響く音量を備えています。

マリオ・ガッダ

Cello
Mario GADDA
Mantua / Italy
ca1975-80


~20世紀の巨匠作家が受け継いだ、マントーヴァ派の矜持~

マリオ・ガッダ(1931-2008)は、北イタリアの都市マントーヴァで活躍した20世紀の名工。その作品数は弟子とのコラボレーションも含めると数えきれないほどで、近現代において最も多作かつ生前に成功した製作者のひとりです。父ガエタノ、そしてその師ステファノ・スカランぺラから一子相伝に受け継がれた伝統は、味わい深い外観と力強い響きを備えた作品を生みました。本作品は父ガエタノが好んだふっくらと立体的なアーチが特徴的なモデルで製作されており、胴体内部の空間が広いことで生み出される、パワフルかつ温かみのある音色が素晴らしい作品です。

マリオ・ガッダ

Cello
Mario GADDA
Mantua / Italy
1995

~独自のスタイルを模索した、大器晩成のチェロ~

先の黄金期作品に対して、こちらはマリオ・ガッダの晩年期に製作されたチェロ。よりパーソナライズされたモデルは、マントーヴァ派に限らず、クレモナやその他の地域、先人らの名品から受けたインスピレーションを取り入れた様子が伺えます。
ミディアムアーチで発音に優れ、広いコンサートホールでも充分に響き渡るパワフルな音量が魅力のチェロです。

<コンテンポラリー・チェロ>

アントニオ・カペラ

Cello
Antonio CAPELA
Espinho / Portugal
1977

~世界各国で華々しい受賞歴をもつポルトガルの名工、アントニオ・カペラの希少なチェロ~

アントニオ・カペラはポルトガル出身の製作者。1964年、クレモナ国際ヴァイオリン製作学校に入学。20世紀の巨匠ピエトロ・ズガラボットと、ストラディヴァリの製作技法研究にて多大な功績を残したシモーネ・フェルナンド・サッコーニに師事しました。

1963年リエージュ、1965年および1969年クレモナ、1967年と1972年にはハンガリーのポズナンなど、数々の国際コンクールで受賞を経験。1991年には、ポルトガルの閣僚会議議長から文化功労勲章を授与されるなど、ポルトガルが誇る一流作家です

本作品は、アメリカのオーケストラ奏者が使用していた時のままのセッティングとなっています。C・G線のペグはString Vision社製のキー・ペグ(取手が外せるペグ)を採用。スリムなボディで弾きやすく、かつ軽快な発音の良さが魅力のカスタムチェロです。


ミヒャエル・シュトゥルゼンホフェッカー

Cello
Michael STURZENHOFECKER
Stans / Switzerland
2022

~海外のトップ演奏家も絶賛する、スイスのスーパーモダン製作者のストラディヴァリ・コピー~

M.シュトゥルゼンホフェッカーは、ノルウェー音楽財団にも彼の作品が貸与楽器として収蔵されるなど、プロ・ユースに耐えうる新作としてヨーロッパでは知られています。チェロではアントニオ・メネゼス氏など世界的なソリストも使用するなど、演奏機能と芸術性が高次元で融合した新作を超える新作(=スーパーモダン)楽器です。本作品はクレモナのヴァイオリン博物館に収蔵されている、1700年製ストラディヴァリウス“クリスティアーニ”をモデルに製作。堂々たるボディから奏でられる音色はあたかもオールドイタリアンの様な燻銀の響き。演奏家の求める理想を満たす、次世代のスタンダードとも言うべきソリスト楽器です。

 

根本 和音(ネモト・カズネ)

Cello
Kazune NEMOTO
Cremona / Italy
2024


~クレモナで活躍する、才能あふれる若き日本人リュータイオ~

根本和音さんは、2019年フィレンツェ国際弦楽器製作コンクール チェロ部門にて、堂々の1位を受賞した、現在最も注目すべき若手日本人作家のひとりです。自身の楽器製作の他、クレモナの著名マエストロ、フランチェスコ・トト氏(Francesco Toto)のアシスタントとしても活躍しています。
文京楽器はこれまでに根本さんのヴァイオリンを3挺、チェロを1挺販売しましたが、いずれも入荷後まもなくSold Outとなる人気ぶり。プレイヤーの弾き方に瞬時に応え、素直に楽器が鳴ってくれるところが魅力のチェロです。

やち 陽子(ヤチ・ヨウコ)

Cello
Yoko YACHI
Cremona / Italy
2023


~国際コンクール受賞作品が入荷。世界に他とない貴重なチェロ~

やち陽子さんはクレモナで活躍する女性製作者。ヴァイオリン製作の業界は、少しずつ女性の職人さんも増えておりますが、以前として男女比でいうと男性が多いのが実態です。手先の器用さもさることながら、木材を削りだす作業は本当に体力と気力のいる作業。そうした中で、やちさんをはじめプロのヴァイオリン製作者として活躍する日本人の女性は、本当に頼もしく誇りに思います。そして本作品は2023年にイタリアで開催された、第1回 G.B.ガダニーニ国際製作コンクールのプロ・チェロ部門で3位を受賞したチェロです!コンクール入賞をめざし、材料から使用する部品類までこだわりが詰まった、唯一無二の作品。是非、貴重なこの作品を手にしてみませんか。

<チェロ・ボウ>

 

ルイ・モリゾー "ペール"

Cello bow
Louis MORIZOT "père"
Mirecourt / France
ca1925


~20世紀を代表する弓製作一家、モリゾー家の主の作品。演奏家のためのプレイング・ボウ~

ルイ・モリゾー・ペール(père=フランス語で、父を意味する)は、20世紀モダン・フレンチボウの代表的な作家。息子らとともに機能的な、演奏性能の高い弓を数多く製作しました。このモリゾーの弓は一言でいうなら、観賞用ではなく実用のための弓。バランスがよく軽やかな印象ながら、豊かな表現力を引き出せる頼もしさも兼ね備えています。

 

ピエール・ギヨーム

Cello bow
Pierre GUILLAUME EX.Truls Mork
Bruxcells / Belgium


~世界的ソリスト、トゥルルス・モルク氏が使用していた貴重な弓~

ピエール・ギヨームはベルギーを代表する現代弓製作家であり、弓鑑定の権威でもあります。名弓の鑑定、ディーリングで培った審美眼と、確かな製作技術をもって作り上げるギヨーム氏の作品は、現代の名弓の一つとしてプロ演奏家にも高く評価されています。本作品はノルウェーのソロ・チェリスト、トゥルルス・モルク氏の為に製作された特別な弓で、最高のペルナンブコ材に加え、絢爛豪華な彫金装飾が金具に施してあります。モルク氏からの手紙も付属している、世界に2つとない貴重な逸品です。

 

マッシモ・ルッキ

Cello bow
M.LUCCHI
Cremona / Italy
2022


~弓の新世界。話題のイタリアン・ボウの老舗、ルッキ工房の作品~

ヴァイオリン製作の本場、クレモナの中心部にある小さな弓工房Lucchi Cremona(ルッキ・クレモナ)は、当時クレモナ唯一の弓製作者、故ジョヴァンニ・ルッキ氏によって開かれました。現在は二代目マッシモ氏を中心に工房経営と、楽器・弓製作学校ACADEMIA CREMONENSIS』(アカデミア・クレモネンシス)の運営が行われています。弓材として知られるペルナンブコ材の品質を科学的に調べるための測定値「ルッキ値」も、ルッキ社が立案したもので、現在は国際的な基準値として広く用いられています。
ルッキの作る新作弓は、発音の歯切れの良さと明るく輝かしい音質、力強い音量を引き出してくれます。
弓の本場フランスの作るしなやかな弓や、質実剛健な作りのドイツ弓とも異なる特徴を持った、あたらしい弓の選択肢です。

 

堤 一朗(ツツミ・イチロウ)

Cello bow
Ichiro TSUTSUMI
Cremona / Italy
2022


~ヴァイオリンと弓、両方の製作を手がけるクレモナ在住のベテラン日本人作家の作品~

クレモナ在住20年以上という大ベテランの日本人作家、堤一朗氏。ヴァイオリン製作を突き詰める中で弓にもこだわりを持つようになり、自ら納得のいく弓を作りたいという信念から、故ジョヴァンニ・ルッキ氏のもとで弓製作を学びました。現在は楽器・弓製作の両方を手がけつつ、製作学校アカデミア・クレモネンシスの楽弓製作プロフェッショナルコース講師も務めています。日本人ならでは精緻な作りとこだわりぬいた材料選択によって出来た弓は、まるでイタリアのスポーツ・カーのような機敏さとパワフルさを備えています。

 

大瀬 国隆(オオセ・クニタカ)

Cello bow
Kunitaka OHSE
Gokayama / Japan


~94年 VSAコンクールゴールドメダリスト。日本が誇るArchetier(弓職人)、大瀬氏の作品~

フレンチボウの真髄を受け継ぐ弓職人・大瀬国隆の工房は世界遺産の合掌造りで有名な富山県五箇山にあります。豊かな自然に囲まれた環境で、一本一本特徴の異なるフェルナンブーコの声を聴きながら弓作りに打ち込んでいます。世界が認めた匠の技で丹念に仕上げられた大瀬の弓は、国内外の演奏家に愛用されています。
18世紀の名弓F.X.トルテ後期作品をモデルに、深く輝く美しいフェルナンブーコ材を用いて、巨匠の技を現代に蘇らせました。自由自在な弾き心地と豊かな音色から、多くのプロ奏者の方にもご愛用頂いております。
明るく倍音豊かな音色と発音の良さ、操作性のあらゆる点で優秀な、演奏家の感性を刺激するプレイング・ボウです。

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