■日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays
10:30~18:30
112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN
後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)
デジタルデータを活用するモノづくり分野向けの、切削加工機や彫刻機などの工作機器の研究開発を手掛ける、ローランド・ディー・ジー株式会社 (以下、ローランドDG)の顧客事例集『Customer Success Stories Vol.5』に、弊社のヴァイオリン研究・開発部門での活用事例が紹介されました。
文京楽器ではローランドDG製の切削加工機を導入し、楽器修復やカスタマイズ型フィッティングパーツの開発に活用しています。
ヴァイオリンは500年の歴史を持ち、アンティークの作品も多数現存していますが、木製のため壊れてしまうことが当然あります。それらを修復するのは非常に難しく、熟練の職人にとっても、オリジナルを保護しつつ、複雑に欠損した木製部分を補修するのは至難の業でした。
そこで弊社では、ローランドDGの光学スキャナーで補修部分をスキャンし、その部分にぴったりあう木製部品を切削機で製作し、接合、修復する方法を導入。デジタル技術と職人の技術を融合させた、「DX修復」ともいえる手法を実現しました。
そしてこの方法の利点は、使用者の体格や性別に関係なく、誰でも使いこなすことが可能なこともあります。ヴァイオリン製作や修理の仕事は、刃物や重たいものを用いて、力仕事を伴う場面が多く、特に小柄な女性の職人にとっては負担が大きい仕事です。このローランドDGのマシンは現在、弊社の女性スタッフがオペレーションを担当しており、安全かつ非常に精度の高い仕事を行っています。