■日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays
10:30~18:30
112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN
後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)
コロナ禍後、恒例開催となりました文京楽器の弦楽器フェアは今年で第5回となりました。今回は17世紀から現代にいたるまで、文京楽器が厳選したマスターピースを、2つの会場にて展示いたします。
10月後半から11月にかけては、日本各地で弦楽器の展示会が開催される時期です。清々しい秋の空気を味わいながら、各展示会を見て回られる方もいらっしゃることと思います。
今回は土日開催ですので、お近くにお住いの方、遠方にお住いの方も、是非この機会にお立ち寄りくださいませ!
・展示内容は予告なく変更の可能性がございます。予めご了承ください。
・試奏可能な作品については、展示会場内でお試しいただけます。
・試奏は事前予約制といたします。こちらよりお申し込みください。
・試奏室をご希望の方は、お問合せの際にその旨をご記入ください(お一人様最大1時間まで)
・展示見学は自由にご覧いただけますのでお気軽にお立ち寄りください
ストラディヴァリウスをはじめ、ニコロ・アマテイ、アンドレア・グァルネリらクレモナ派の名器、ランドルフィらミラノ派、そして次世代のストラディヴァリウスと称されるトリノ派のプレッセンダなど、オールド&モダンのマスターピースを展示いたします。
クレモナ製作学校の伝統に忠実な現代作家から、新作楽器の概念を塗り替えるスーパーモダン作家まで、現代の製作家たちのマスターピースを展示します。
今や新作ヴァイオリン作家は、製作地やナショナリティ、スクール(製作流派)が、これまでの新作楽器の価値観では区分しきれないほどに多様化しています。文京楽器は、こうした現状を鑑み、製作者の作風にもとづいたカテゴリーに分類しました。
<スーパーモダン>
これまでの新作楽器の概念を超えた「超・新作楽器」。オールド・イタリアンの名器を徹底的に研究し、素材から仕上げまで伝統的な職人技と先端テクノロジーとを融合して名器を再現した新作楽器のこと。
おもなメーカー:Samuel Zygmuntowicz、Philip Ihle、Michael Stürzenhofecker、Gregg Alfなど
展示作品
STURZENHOFECKER, Michael / Stans 2021
HELLINGE, Andreas / Geneve 2008
<スコラ・クレモネーゼ>
モダン・イタリアン(特に20世紀ミラノ派)の伝統的な技法に影響を受け、主にクレモナ国際ヴァイオリン製作学校で学んだ製作技法に忠実に基づいた作品のこと。手仕事にこだわり、師から弟子へ脈々と受け継がれる製作伝統を守る新作楽器のこと。
おもなメーカー:Bissolotti Family、Morassi Family、 Conia Familyなど
展示作品
BISSOLOTTI, Francesco / Cremona 2002
CONIA, Stefano / Cremona 2021
<ネオ・クラシコ>
名器がつくられた当時の姿を想起させるような、外観は新作仕上げだがウッドワークは古典技法を研究して取り入れた、ヴァイオリン製作における「新古典派」作品のこと。近年、国内外で活躍する日本人製作者たちでも、このスタイルを用いた作家が増えつつある。
おもなメーカー:堤一朗、伊藤亮介、大月玲、中林弦など
展示作品
TSUTSUMI, Ichiro / Cremona 2024
OTSUKI, Rei / Tokyo 2024