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Gaetano Pollastri

Violin Maker  1886-1960
BolognaItaly

ガエタノ・ポラストリは元々プロのヴァイオリニストであったが、第一次世界大戦が終わった頃、兄であるアウグストの下で製作を行うようになった。1927年に兄が亡くなるとその工房を継ぎ、自身の名を入れた楽器を作り始めた。ストラディヴァリやグァルネリなどのオールド名器の修理を多く手がけ、鑑定士としても高く評価された。

ガエタノは生涯で165本の楽器を製作した。そのほとんどが兄の設計した型で作られ、後期にはC部コーナーを長く狭く、縁回りのChanellingは少し浅くするなど、わずかながら独自性を取り入れている。ニスは兄に比べ薄く明るさを増した赤色もしくは橙茶色のものを用いた。ボローニャに見られる伝統に沿って、すでに取り付けられた指板の上にニスを塗る手法を採用した。

彼の弟子にはフランコ・アルバネッリとオッテロ・ビニャーミがいる。