■日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays
10:30~18:30
112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN
後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)
Violin Bow SOLD
Mirecourt / France
ca1936 Modern French
Mirecourt / France
ca1936 Modern French
小売価格/価格帯は税込価格です。
エミール・オーギュスト・ウーシャは、13歳の頃から、父フランソワとともにクニョ=ユーリーの工房で働きながら弓製作を学びました。1923年に父が独立し、ウーシャ工房を構えると自身もそこで働くようになりました。オーギュストの作る弓は良質で、1930年代にはその技術もベテランの域に達し、作品はより洗練されたデザインへと変化しました。この時期の作品は、曲線が美しいヘッド形状や、ヒル式のフロッグ(スティックの底面に溝を掘り、フロッグのかみ合わせを安定させるスタイル)で製作されました。 1937年に父親から工房を継いだものの、経営権を巡って関係が悪化したため、翌年に工房を去り、パリで独立。1946年に渡米しニューヨークでしばらく活動した後、シカゴの弦楽器商William Lewis & Sonで働きました。1951年には再びニューヨークへ戻り9年間過ごした後、1960年にパリへ帰り晩年を迎えました。
オーギュスト・ウーシャの弓は、「次世代のサルトリー」と称賛されるほど、優れた操作性と明るい音色を備えており、現在は世界的にも人気の名弓の一つにかぞえられています。