弦楽器メルマガ
BG Newsletters 配信中!
BG Newsletters に登録する登録する

日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays

10:30~18:30

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)

メーカー辞典

SEARCH

半角英数字のみ/空欄可

Antonio & Girolamo Amati

Violin Maker  c.1540-1607
CremonaItaly

アントニオとジローラモ1世(ラテン名:ヒエロニムス)は共にアンドレアの息子である。彼らは1570年代後半に父親の工房を継いだ後、1588年に各々が独立した。アントニオは自身のラベルを貼った楽器の製作を続けたが、アマティ家の事業を継いだのはジローラモであった。1588年から1630年のジローラモの死までの間に製作された楽器の殆どはジローラモによるものと思われるが、楽器のラベルは"Antonius & Hieronymus Fr. Amati"と兄弟の連名で表記されている。そのため彼ら兄弟のことをブラザーズ・アマティと称することもある。
 
アマティ兄弟は父親が確立したモデルを強調し、誰にも勝る完璧な職人技巧を有した。1620年頃からは、ジローラモの息子・ニコロが仕事を手伝うようになり、1620年後半になると、製作の大部分をニコロが担うようになった。この時期には、すべてニコロによる製作の楽器であるにも関わらず、兄弟のラベルが張られたものも見受けられる。