弦楽器メルマガ
BG Newsletters 配信中!
BG Newsletters に登録する登録する

日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays

10:30~18:30

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)

メーカー辞典

SEARCH

半角英数字のみ/空欄可

Nicolo Amati

Violin Maker  1596-1684
CremonaItaly

1630年初め、ニコロ・アマティはイタリアに於いて唯一の優れた製作家であった。1630年から31年にイタリアでペストが流行し(ブレシアのマッジーニも犠牲となった)、父ジローラモを亡くすと、アマティ家の事業を継ぎ、ヴァイオリン製作の伝統を守ることとなった。
 
彼は父親のグランドパターンを用いてさらに発展させた。彼の欠点のない技術は初期の作品に既に見ることができ、その木材の品質から、彼が早い段階で良質な木材を意のままに使用できていたこともわかる。1640-50年代が彼の絶頂であると考えられ、1670年からはニコロの息子であるジローラモ2世へ進んで製作を任せる様になった。
 
彼の最大の業績は指導者としての活動であり、弟子にはA.グァルネリ、ジャコモ・ジェナーロが挙げられる。最近の研究では、F.ルジェリA.ストラディヴァリG.B.ロジェリJ.シュタイナーらはアマティ家の直接の弟子では無いとされているが、彼らがアマティの製作法に影響されたことは間違いないといえる。

写真:Violin made by AMATI.Nicolo, Cremona