弦楽器メルマガ
BG Newsletters 配信中!
BG Newsletters に登録する登録する

日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays

10:30~18:30

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)

メーカー辞典

SEARCH

半角英数字のみ/空欄可

Firm Gand & Bernardel

Violin Maker  1866-1892
ParisFrance

ガン・ファミリーは1857年に、ベルナーデル・ファミリーは1859年に、それぞれがフランス・パリで工房を設け製作活動を行なっていたが、1866年にシャルル・アドルフ・ガンが亡くなったのをきっかっけに、シャルル・ニコラ・ガンとギュスターヴ&エルネスト・ベルナーデル兄弟がガン&ベルナーデル社を設立、共同で製作を行うようになった。

同社は35年間に渡り多くの高品質な楽器・弓を製作し、多くの製作者を雇用した。その中には、C.ペカット(Charles Peccatte)やP.シモン(Pierre Simon)、J.アンリ(Joseph Henry)、C.トマッサン(Claude Thomassin)、F.N.ヴォワラン(Francois Nicolas Violin)などの優れた弓職人が名を連ねる。ほとんどの楽器が伝統的なクレモナ派のモデルで製作され、ニスは明るい赤褐色のものが典型的である。

1892年にシャルル・ニコラ・ガンが亡くなった後、ギュスターヴ・ベルナーデルが会社を引き継いだ。彼の子供は娘しかいなかった為、跡継ぎに恵まれず、また優秀な技術者であり工房を28年支えた彼の甥であるレオン・ベルナーデルが独立してしまったこともあり、1901年、優秀な技術を有したアルベール・カレッサとアンリ・フランセへ会社を譲り、フランス・パリの楽器製造の伝統はカレッサ&フランセ社が引き継ぐことになった。