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Giovanni Battista Rogeri

Violin Maker  c.1670-c.1705
BresciaItaly

ジョヴァンニ・バッティスタ・ロジェリはボローニャで生まれたとされているが、その後クレモナへ移り、ニコロ・アマティの弟子となった。1675年にはブレシアへ移り独立すると、アマティより学んだ精緻な構造に、ブレシア派の長めのf字孔やCバウツの形状などを取り入れ、クレモナ派とブレシア派の優れた要素を融合させることに成功した。1690年頃に職人として絶頂期を迎えていたと考えられ、特にアマティ・グランド・パターンで製作されたヴァイオリンは、音量も十分で評価が最も高い。材質と仕上げの完成度は常に高いレベルにあり、クレモナで製作された楽器に匹敵する。
 
1690年頃になると、息子のピエトロ・ジャコモの助けを借りるようになり、裏板にパフリングが施されていない楽器も製作した。ロジェリ工房はクレモナ派の影響を受けた良質なチェロを数多く製作した。

写真:Violin made by Rogeri.Giovanni.Baptista.Cremona.16XX