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Andre Vigneron "Fils"

Bow Maker  1881-1924
Mirecourt, ParisFrance

アンドレ・ヴィネロンはミルク―ルに生まれ、19世紀後半より父親のジョゼフ・アルテュール・ヴィネロンのパリの工房で働き始めた。彼の初期の弓は、薄いヘッドを持つ父親のそれに良く似たモデルを採用しており、1905年の父親の死まで二人で一緒に働いた。工房を継いだ後も父親の真面目で控えめな製作スタイルをベースにしつつ、一方で彼独自の特徴も発展させていった。ヘッドとフロッグは小振りになり、ボタンはさらに繊細になるなど、父親のスタイルから徐々に離れていったが、1910年まで父親の「A.VIGNERON A PARIS」スタンプを用いた。
 
1910年以降、自身の名を冠したスタンプの弓製作を始め、彼のモデルは洗練された、明るく、精度の高い作品へと昇華していった。1920年以降の作品の中には、父親のスタンプや「VIGNERON PARIS」スタンプを含む。
 
概して彼の多くの弓は優れた品質を持ち、素晴らしい美しさを兼ねている。