弦楽器メルマガ
BG Newsletters 配信中!
BG Newsletters に登録する登録する

日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays

10:30~18:30

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)

メーカー辞典

SEARCH

半角英数字のみ/空欄可

Anselmo Bellosio

Violin Maker  1743-1793
VeniceItaly

アンセルモ・ベロッシオは1743年にオルガンメーカーの家系に生まれ、19歳から20歳の頃にヴェネツィアへ移った。彼は1770年にジョルジョ・セラフィンの工房にてヴァイオリン製作を始めたと考えられており、1777年にはセラフィンの事業を継ぐことになった。彼の作品は実際に製作した年よりも過去の年代を記入したラベルが添付されているものが多く存在する。もっとも古い年代では1754年製と書かれているが、もしこの通りだとすれば、ベロッシオがわずか11歳の時に製作した楽器ということになる。ほかにも1780年製のヴィオラには、1762年のラベルが貼られている。これはベロッシオ自身による意図的な改ざんであり、課税をごまかそうとして行っていた為だと考えられている
 
ベロッシオの作品は数が少ないがその技術は卓越したもので、仕上げも美しく、彼は最後の優れたヴェネツィア派の製作家とされている。