出演者プロフィール
トリオ・カラス(Trio Callas)について
モーツァルトの生地ザルツブルクで出会った3人の友人により結成からわずか数ヶ月で、パリ・FNAPEC国際コンクールやポーランドのバチェヴィッチ国際コンクールで入賞。ポルトガル、日本、ブラジル、フランス出身のメンバーの多文化的背景から生まれる独自の表現力で知られ、ヨーロッパを中心に、北南米、アジアなどで活動。最近では、モーツァルトとブラームスの全ピアノ三重奏曲を世界で初めて立体型イマーシブ・オーディオで収録するプロジェクトを開始し、第1弾を2025年7月にリリース。これまでに、カザルス弦楽四重奏団、パルマ三重奏団、ウィーン・ピアノ三重奏団、ベンジャミン・シュミット、トーマス・リーブルなどから指導を受けている。また、シュタウファー財団の支援によりミッシャ・マイスキーの指導も受けている。
ベッラ・シュッツ (フランス) ピアノ
フランス、パリ生まれ。リヨン国際コンクール、ピアノ・キャンパス国際ピアノコンクールなど数々のコンクールで受賞。2023-24年シーズンには、パリのフィリップ・ジャルスキー・アカデミーのメンバーとなる。これまでダニエレ・ガッティ、ホセ・ルイス・カスティージョ、ジャン=リュック・タンゴーなどの指揮者と共演。ノアン・ショパン音楽祭、ルポー音楽祭などの音楽祭に定期的に招かれている。ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてジャック・ルヴィエ、ベルリン芸術大学にてビョルン・レーマン、ウィーン国立音楽大学にてヤン・イラーチェク・フォン・アルニン、各氏に師事。タチアナ・ゼリクマン、リーリャ・ジルベルシュテインなど各氏のマスタークラスに参加。現在は、フランスのサフラン財団の助成を受け活動中。
ミゲル・ロシャ(ポルトガル) ヴァイオリン
ポルトガル、ブラガ生まれ。ルッジェーロ・リッチ国際コンクール、ヴァスコ・バルボーザバイオリンコンクール、イルダ・モウラ賞など数々の国際コンクールで受賞。APROARTE交響楽団、ARTAVE交響楽団のコンサートマスターを務め、ピーター・アスキム、エミリオ・デ・セザール、ダヴィッド・ブリシェス=ラリなどの指揮者と共演。ファマリカンでラケル・コスタ、ポルトでラドゥ・ウングレアヌの各氏に師事し、現在はザルツブルクのエスター・ホッペ及びロビン・ウィルソンに師事。また、マキシム・ヴェンゲーロフ、クロエ・ハンスリップなどのマスタークラスにも参加。
ルーカス・ガルシア・村元(日本・ブラジル) チェロ
ブラジル、サンパウロ生まれ。エンリコ・マイナルディチェロコンクールなど数々のコンクールで受賞し、サンパウロ州政府よりブラジルを代表する若手音楽家の一人として表彰される。コンセルトヘボウ(アムステルダム)、フィルハーモニー(ベルリン)、楽友協会(ウィーン)などのホールで、世界20か国以上で演奏。 カメラータ・ザルツブルクのゲスト奏者、リオデジャネイロの apARTE Festival 芸術監督を務める。 現在はオーストリア在住で、ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてエンリコ・ブロンツィに師事。アントニオ・メネゼスの最後の弟子であり、ミッシャ・マイスキー、ソル・ガベッタ、スティーヴン・イッサーリスにも指導を受けている。