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Joseph Henry

Bow Maker  1823-1870
Paris, MirecourtFrance

ジョゼフ・アンリは当時パリの主要な工房で働いた多くの製作者と同様、ミルクールで生まれ製作の訓練を受けた。1837年、彼が14歳の時にパリへ移り、ジョルジュ・シャノの下で働いた。その後アンリはドミニク・ぺカットと共に製作をしていく中で、独自のスタイルを発展させていく。1845年には、頬の部分が平らで、全体に角張ったヘッド、小振りなフロッグ、厚めで末広がりの形状を持つボタンなど、彼の基本的なスタイルが確立された。
 
ぺカットがパリからミルクールへ戻った1848年頃より、彼はピエール・シモンと共同制作を行うようになったが長くは続かなかった。1851年にはVieux Augustins通りに工房を構え独立し、多くの優れた弓を製作した。1855年頃からは、ガン兄弟向けの美しいべっ甲フロッグ弓の一連の作品を製作したが、これは彼の作品の中でも際立った存在である。彼の数多い作品は卓越した技術によるもので、演奏家より高い評価を得続けている。