佐藤玲果（ヴァイオリン）
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を卒業後、パリ国立高等音楽院(CNSMDP)の学士課程へ満場一致で合格、同年入学。飛び級にて卒業した後、同音楽院の修士課程を経て、同音楽院の第三課程・現代音楽科(DAIC)にてアンサンブル・ネクストのソリストとして活動。またパリ地方音楽院のオーケストラ科、ソロ・コンサートマスターとして活動している。2024年秋よりソフィア王妃高等音楽院にてザハール・ブロン氏に師事、併せてアルベニス財団奨学生となる。
第13回グリュミオー国際音楽コンクール(ベルギー)第2位、 大阪国際音楽コンクール Age-H 第2位(最高位) 、第42回リピツァー国際音楽コンクールにて第6位併せてベートーヴェン賞受賞など、国内外のコンクールにて多数入選、入賞。 これまでにソリストとして東京交響楽団などと共演し、ザルツブルク・インターナショナルミュージックウィークス、フェスティバル・プレゼンス、ストラヴィンスキーフェスティバル、パルマ現代音楽フェスティバルなどへの出場、東京文化会館、すみだトリフォニーホール、文京楽器などでのリサイタルを実施。その後も国内外で多数のリサイタル、コンサートを実施する。また国内外数々のアカデミーやマスタークラスに参加・コンサート出演、選抜によるスペイン・サンタンデール音楽祭やパリ室内管弦楽団のアカデミー生としての参加、京都フランス音楽アカデミー最優秀受講生選抜コンサート、ニース夏期国際音楽アカデミー学生選抜コンサート出演など。また2025年、レーベル「Label Initiale」よりピアノトリオのCDを発表する。
これまでにヴァイオリンをオリヴィエ・シャルリエ、ヴィルジニー・ビュスカイユ、大谷康子、故エドアルド・オクーン各氏に師事。バロックヴァイオリンをフランソワ・フェルナンデス、現代音楽をハエ・サン・カン、室内楽を上田晴子、ミカエル・エンツなどに師事。マスタークラスにおいては、ペーテル・チャバ、クリストフ・ポッペン、ミヒャエル・ヴァイマンのクラスを受講。