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1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
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後楽園駅
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スクロッラヴェッツァ & ザンレ / パルマ

エリーザ・スクロッラヴェッツァ(左)とアンドレア・ザンレ(右)の二人は、パルマ弦楽器製作学校でエリーザの父であり世界的に高名な弦楽器作家レナート・スクロッラヴェッツァの元で学び、その後アメリカへ渡り修復、音響学、古典楽器の複製の研修課程を受けました。

ピアツェンツァやパルマなどのエミリア地方における伝統を受け継ぎ、アトリエで新作楽器を作るのが彼らの主な活動であり、数々の製作コンクールで受賞歴を重ねることで彼らの楽器は世界各国の音楽家やコレクターから認められ、年々その評価が高まっています。

近年ではアマティ、ストラディバリ、ジョヴァンニ・バッティスタ・グアダニーニらを中心とした弦楽器製作の歴史研究や、弦楽器製作学校における後進の指導など、文化、教育活動にも従事しています。
古典原理の研究

2011年にはジョヴァンニ・バッティスタ・グアダニーニの専門書を出版、2014にはモデナ公爵コレクションであるジローラモ・アマティ作のヴィオラを題材に、Micro CTスキャンの技術を用いた研究を纏めたモノグラフを出版するなど、古典イタリア弦楽器製作の歴史とその原理の調査に力を入れおり、その実績は著名な専門家より高い評価を受けています。

「素晴らしく見事なコントリビューション…おそらく今までヴァイオリンメーカーに関するどの分析書よりも完成度が高い本と言っていいだろう。」
- John Dilworth, The Strad, 2015年6月号

新作楽器への応用


古典モデルの理解を通して、同じ原理に従い新作楽器の製作に取り組んでいます。

数多くのオールド楽器を科学的に研究し、そのノウハウを現代に取り入れています。特に材料の選択方法については徹底しており、例えば表板材は美しさのみでなく、軽さ、耐久性を選別の要素として理解しています。彼らが用いる材料は50-100本に1本しか採れない、貴重なものだそうです。

そうして製作された楽器はその質や色、音響効果が古典のものに近く、時間の経過と共に生まれる古つやや摩耗もほぼ同様であると考えています。






Atelier S&Zanre. Pressenda model. Parma. 2016

彼らのアトリエで働く職人により作られたバイオリン。

スクロラヴェッツァとザンレの持つ弦楽器製作ノウハウの下、経験を積んだ弟子だちが製作しています。


写真はジョバンニ・フランチェスコ・プレセンダモデル。実際の楽器を基に、厚みや寸法、ニス質感まで再現しています。プレッセンダ黄金期の作品らしい、力強く伸びのあるサウンドと、倍音が豊かで反応が良い特徴を持ちます。



文京楽器とのコラボレーション

2012年より文京楽器と共同で展示会やプレゼンテーションを行っています。わたしたちは、クレモナの伝統を現代に継ぐための研究と製作に従事するお互いの理念に共感し合っています。

直近では16年11月にザンレ氏の最新の研究対象である、サンタ・チェチーリア国立アカデミー所蔵の、もっとも保存状態の良いストラディバリのひとつと言われる1690年製のバイオリン "Medici, Tuscan"についてのプレゼンテーションを文京楽器にて開催しました。

多くの専門家や音楽愛好家が集まり、彼の貴重な意見に耳を傾ける、素晴らしい時間を共有しました。





 
ザンレ氏監修DVD

「VIOLIN MAKERS, THE RENAISSANCE OF ITALIAN LUTHERIE」〜失われたストラディバリの秘密を求めて〜

 


ザンレ氏監修BOOK
「THE GIROLAMO AMATI VIOLA IN THE GALLERIA ESTENSE」〜エステ家ギャラリーのジローラモ・アマティ作ヴィオラ〜



公式ホームページ(日本語版)
http://www.scrollavezza-zanre.com/ja/