今年のモンドムジカではG.B.ガダニーニの生誕300年を記念して特別展示が行われておりました。
ジョバンニ・バティスタ・ガダニーニ(1711-1786)は最初、父のロレンツォにバイオリン製作を習ったとされておりますが、その生涯は未だ謎めいたものがあるメーカーです。
というのも、父ロレンツォ・ガダニーニは農夫出身でバイオリン製作を専門的に学んではいないという説、そもそもロレンツォ・ガダニーニという人物が存在しておらず、初期のG.B.ガダニーニが製作していたという説など諸説さまざまで、近年さらに研究が進められております。G.B.ガダニーニの作った楽器は、オールド・イタリアンの伝統的な工法によって作られているからです。
その音色、作りの芸術性は当時から一目置かれていたようで、プレーヤーや貴族を顧客に抱えておりました。
また、彼は自分の顧客でもありパトロンでもあった貴族などの影響を受けて、製作拠点を変えるたびに作風が変化していきました。









