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	<title>文京楽器 &#187; エッセイ&amp;BLOG</title>
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		<title>【連載】バイオリン商 デビッド・ローリーの回想録　第10話</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1455</link>
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		<pubDate>Sun, 20 Jun 2010 15:00:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>

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		<description><![CDATA[前回までのお話はこちら
The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #10
【初めての取引】-1
ある日、ブラッセルに住むN.F.ビヨーム氏を訪ねると、彼はち [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1388">前回までのお話はこちら</a></p>
<p><strong>The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #10</strong></p>
<p><strong>【初めての取引】-1</strong></p>
<p>ある日、ブラッセルに住むN.F.ビヨーム氏を訪ねると、彼はちょうど外国から着いたばかりの荷物をほどいているところだった。</p>
<p><span id="more-1455"></span></p>
<p>どういうわけか、難しそうな顔をして中のバイオリンを調べている。<br />
「この楽器を全部修理して調整すると、どうやら楽器の価値以上の時間がかかりそうだ」<br />
と、がっかりしたふうに呻いている。<br />
「ローリー、どうだろう。ここにある半ダースのバイオリンを持っていかないかい。最近は楽器が見つからなくなっているらしくてね。ここにあるバイオリンも、長いこと私のために集めてくれている人が選んで送ってきたものだけど、どうみても”がちゃ”にすぎないんだ」<br />
と、残念そうに言い、さらに続けて、<br />
「僕自身、この全部の楽器をベストの状態にするだけの時間がないんだ。多分、英国の製作家なら買うだろうから、僕の買値のままでいいから、もっていかないか」<br />
と言うのだ。<br />
彼は1,200フランの領収書を私に見せた。私は丁寧に、1本1本を調べてみた。すべてが駒さえも立っておらず、とても弾ける状態とはいい難いものばかりだった。ひどいものになると指板さえもとれてしまって無いものもあった。ラベルをのぞいてみると、良く聞く有名な名前が3本（ブレシア派のJ.B.ルジェリ、ミラノ派のC.ランドルフィー、フィレンツェ派のJ.B.ガブリエリ）と、無名なものが3本である。</p>
<p>私は、ひとつ冒険をしてみようかという心が動いて、申し出を受けることにした。さっそくロンドンに持ち帰って、ワーダー通りの主な3人の業者に見せてみた。最初に訪ねた人はじっくりながめ回してから値段を聞いた。<br />
「卸値で60ポンド」<br />
と、やや高めに答えると、<br />
「私の知ったことではないがね…」<br />
と前置きして、<br />
「もしこの楽器が自分のものだったら、その半額でもいいから喜んで処分するだろうね」<br />
と言った。<br />
他の2人も訪ねてみたが、ほとんど同じ反応だった。それ以来、私は楽器の卸売りはやめることにした。家に持ち帰った楽器は、丁寧に箱にしまって、しばらくの間、戸棚の中にしまい込んだ。</p>
<p>（つづく）</p>
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		<title>【スタッフブログ】ヨーロッパ出張日記 番外編</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1419</link>
		<comments>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1419#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 11 May 2010 07:27:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>

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		<description><![CDATA[だいぶ間があいてしまいましたが、「出張日記　番外編」と称して、ドイツの食べ物について書きたいと思います｡

ドイツと言ったら、まずはビールでしょう！種類の多さもさることながら、その量にびっくりします。
　
右の写真がわか [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>だいぶ間があいてしまいましたが、「出張日記　番外編」と称して、ドイツの食べ物について書きたいと思います｡</p>
<p><span id="more-1419"></span></p>
<p>ドイツと言ったら、まずはビールでしょう！種類の多さもさることながら、その量にびっくりします。</p>
<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/16.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1422" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/16.jpg" alt="16" width="237" height="316" /></a>　<a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/17.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1423" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/17.jpg" alt="17" width="237" height="316" /></a></p>
<p>右の写真がわかりやすいと思いますが、遠近法ではありません。このグラスで、日本でいう大ジョッキくらいでしょうか。ドイツではこれがレギュラーサイズです。ちなみにこのビールは“Weiss Beer（白ビール）”という種類で、フルーティな香りとコクがおいしいビールです。最近日本でも人気の高い、プレミアムビールに近いかもしれません。</p>
<p> つづいてこちら。</p>
<p> <a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/18.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1424" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/18.jpg" alt="18" width="332" height="248" /></a></p>
<p>フランクフルト名物の“Apfel Wine”というリンゴ酒です。一見、普通の大きさに見えてしまいますが、こちらも１パイントグラスに入ったビッグな奴です。味はワインよりも、リンゴ酢に近いかもしれません。酸味があって、クセもあるので好みが分かれるかもしれませんが、肉料理で脂っこくなった舌をさっぱりさせてくれます。筆者は個人的には好きです。</p>
<p>さて、料理にまいりましょう！</p>
<p> <a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/19.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1426" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/19.jpg" alt="19" width="330" height="248" /></a></p>
<p>…なんだか魔女の晩餐会みたいですが、ドイツの伝統的な家庭料理です。写真右手が“Schweinehaxe”左手が“Eisbein”です。</p>
<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/20.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1427" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/20.jpg" alt="20" width="328" height="245" /></a></p>
<p>Schweinehaxe（シュバイネハクセ）は、豚もも肉のローストです。お行儀悪い感じにナイフとフォークが刺さってますが、この状態でテーブルに運ばれてきます。付け合わせはマッシュポテトと、ザワークラウト（キャベツの酢漬け）です。このジャガイモとザワークラウトのコンビは、ほとんどのドイツ料理についてくる定番です。で、肝心のお味の方ですが、香ばしく焼けた外側と、ジューシーな中身とがマッチして、とってもおいしいです。</p>
<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/21.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1428" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/21.jpg" alt="21" width="334" height="251" /></a></p>
<p>こちらは、Eisbein(アイスバイン)です。これは塩漬けにした豚もも肉を、香辛料などと一緒に茹でたものです。見た目は少しレアっぽく見えますが、ちゃんと中まで火が通ってるのでご安心を。先ほどのローストとは違い、シンプルな味付けな分、肉のうまみが凝縮された感じ。黒パンなどに挟んで食べてもおいしいと思います。</p>
<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/22.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1429" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/22.jpg" alt="22" width="332" height="249" /></a></p>
<p>これは“Wiener Schnitzel”です。日本のトンカツ風ですが、もっとあっさりしています。シュニッツェルという調理法は、もともとは北イタリアから伝わったそうで、そういえばイタリアで食べた“Costolette alla Milanese（ミラノ風カツレツ）”と良く似ています。ウィーン風の他にも、狩人風やジプシー風、パリ風なんてのもあります。豚肉をうすくなるまでたたいて伸ばし、軽く衣をつけて油でサッとあげる。味付けはシンプルに塩コショウ、レモンを最後に絞っていただきます。サクサクとした肉を切ると、中から肉汁がじゅわっと出てきて…うーん、書きながらお腹が減ってきました。こちらは付け合わせに、ジャーマンポテト（バターでいためたもの）が一緒になっております。先ほども書きましたが、このようにドイツ料理では、肉・芋・キャベツの酢漬けのトリオが基本となっております。</p>
<p>さて、最後に紹介するのは…</p>
<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/23.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1430" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/23.jpg" alt="23" width="332" height="250" /></a></p>
<p>やはり、ドイツに来たら一度はたべたいのがソーセージでしょう！こちらはニュルンベルグソーセージです。ソーセージは地方によって、色・形はもちろんのこと、味や調理法までさまざまな種類があります。まさにご当地フードと言っていいので、いろいろとトライしてみたくなります。そしてこれがまた、ビールとの相性が最高なんですよね～。連日ビールとソーセージで、体重計に乗るのが怖くなります…。</p>
<p>ちなみに写真ではいまいち伝わらないのですが、ドイツ料理は全般的に<strong><big>ボリュームが多い</big></strong>です！相当お腹が減っている状態でも、４名で2・3品をシェアする位で満腹になると思います。ついつい、あれもこれも食べたくて沢山頼んでしまうと大変なことに…まあ、それもいい経験にはなると思いますが。</p>
<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/24.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-1431" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/05/24.jpg" alt="24" width="318" height="238" /></a></p>
<p>ごちそうさまでした…！！！！</p>
<p>（くぼた）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>【連載】バイオリン商 デビッド・ローリーの回想録　第9話</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1388</link>
		<comments>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1388#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 25 Apr 2010 15:00:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>

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		<description><![CDATA[前回までのお話はこちら
The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #9
【難しい鑑定　よもやま】-2
この件に関して、７~8年前にあった出来事をもう1つ書こ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1384">前回までのお話はこちら</a></p>
<p><strong>The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #9</strong></p>
<p><strong>【難しい鑑定　よもやま】-2</strong></p>
<p>この件に関して、７~8年前にあった出来事をもう1つ書こう。</p>
<p><span id="more-1388"></span></p>
<p>ある日、パリ随一の楽器商を訪れたときのことだ。私が店に入っていくと、すれちがいざまに、1人の紳士が出ていった。店員は私に、テーブルの上に置かれた1本のビオラを見せながらこう言った。「今の紳士に、この楽器がアマティ派のイタリア名器として売れたところだ」店員は私が同調するものと思っていた様子だったが、私は「いえ、これは英国製ですよ」とありのままに言った。</p>
<p>「英国製ですって？そんなバカなことがあるものですか」彼は信じられないといった口ぶりで言った。そこで私は英国製であることの証拠や、それがビオラ作りとして有名な、シュルスベリのバンクスという人の作品であること等を述べた。店員達は私の言ったその名前さえも知らないというので、紙に書いて渡すと、店員の1人がさっそく引き出しからハート・アンド・サンの名簿を出してきた。そこで私は、ついでにさらにたくさんの英国人のメーカーの名前をずらりと書き出した。</p>
<p>さて、彼らは自らの非を認めるかっこうとなり、善後策を私に相談してきた。そこで、客の泊まっているグランドホテルまで送ることになっていたビオラだったが、事情を良く説明した釈明書を書くことにしたらどうかと勧めた。内容はこうである。</p>
<p>「私たちがビオラをあなたに売った後に、さる信頼のおける英国の大楽器商が訪ねてきて、たまたま目に留まったビオラを見て、『これは英国の製作家バンクスの手によるものだ』とおっしゃった。故に、私たちは道義上、この売買契約は破棄されたものと考え、返金を申し出たい」との申し入れだった。しかしこの紳士はこの申し出を断って、彼等の公正な態度に感謝しつつ、そのビオラを購入したとのことである。</p>
<p>*****</p>
<p>1860年代の初期、私がちょうど海外旅行を始めた頃だが、イタリアの名器の売買には大きなかげりが見え始めていた。これは18世紀末から1840年頃まで続いた好景気の反動によるものだ。その頃、バイオリン界でも何人かの著名な演奏家が亡くなったが、その中にはパガニーニもいて、アマチュア音楽家たちをがっかりさせたものだ。しかし最大の原因は、偉大なコレクターが存在しなくなってから、長い間、それに代わる人物が現れなかったことだろう。それに気付いたのはずっと後のことだったが…。ともあれ、私の初期の輸入計画が始まったのもそのような時期であった。</p>
<p>（つづく）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>【連載】バイオリン商 デビッド・ローリーの回想録　第8話</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1384</link>
		<comments>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1384#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 11 Apr 2010 15:00:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>

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		<description><![CDATA[前回までのお話はこちら
The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #8
【難しい鑑定　よもやま】-1
驚いている私に、ビヨーム氏とジャンセン氏が事情を説明し [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1315">前回までのお話はこちら</a></p>
<p><strong>The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #8</strong></p>
<p><strong>【難しい鑑定　よもやま】-1</strong></p>
<p>驚いている私に、ビヨーム氏とジャンセン氏が事情を説明し始めた。</p>
<p><span id="more-1384"></span></p>
<p>話はこうだ。</p>
<p>ジャンセン氏は私の言葉が頭から離れず、自分で徹底的に手がかりを調べたらしい。そして、とうとうロンドンの楽器商が、そのチェロの前の所有者に発行した領収書を発見したのだった。それにはまさしく「バラク･ノーマン作」と書いてあったという。</p>
<p>ジャンセン氏はそれ以後、多大なる信頼を私に寄せてくれて、「ブラッセルに来た時は、是非自分達の音楽会に出席して欲しい」と心から勧めてくれた。音楽に目のない私は、すぐにご招待にあやかり、たくさんの有名な芸術家たちに接する喜びを得ることができた。</p>
<p>ビヨーム氏やジャンセン氏ほどの優れた判別能力を以ってしても、しかもメーカーの特徴が顕著であっても、時として楽器の鑑定を誤ることもあるという事実は、おそらく読者の皆さんも驚かれるに違いない。しかし、その当時は英国派の製作者の名前はほとんど海外に知られていなかったのである。</p>
<p>しかし面白い事実がここにある。イタリアやフランスのメーカー達、例えば、ビヨーム兄弟、ガン、シャノ、パノルモ、フェント、モウコテル等はロンドンに行ってそこで製作をしていた時期があり、これはすでに良く知られている事実である。だからと言って、彼らが英国の製作者だと思う人はいないだろう。ビヨーム自身でさえ、英国には現在・過去共に優れたメーカーが存在したことはないと言い、その事実も認めたがらなかった。</p>
<p>（つづく）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>【スタッフブログ】ヨーロッパ出張日記 #2</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1355</link>
		<comments>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1355#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 08 Apr 2010 06:35:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ]]></category>
		<category><![CDATA[フランクフルト]]></category>
		<category><![CDATA[メッセ]]></category>

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		<description><![CDATA[ミュンヘンにつづいて、今回はフランクフルト編です。

フランクフルト（Frankfurt am Main）はドイツ西部、ライン川の支流であるマイン川沿いにある大きな都市です。
ここには欧州中央銀行の本店などEU経済の中心 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ミュンヘンにつづいて、今回はフランクフルト編です。</p>
<p><span id="more-1355"></span></p>
<p>フランクフルト（Frankfurt am Main）はドイツ西部、ライン川の支流であるマイン川沿いにある大きな都市です。<br />
ここには欧州中央銀行の本店などEU経済の中心機能が数多く置かれており、ミュンヘンとは対照的な高層ビル群が目立ちます。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1359" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/Skyline_Frankfurt_am_Main1.jpg" alt="Skyline_Frankfurt_am_Main[1]" width="389" height="259" /><br />
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』</p>
<p>ここではフランクフルト・ムジーク・メッセ（Frankfurt Musik Messe）を視察してきました。<br />
ヨーロッパ最大の見本市ということで、まずその規模の大きさに圧倒されます！広大な敷地内の20個ほどの会場に、それぞれ150団体ほどの大小さまざまなブースがあります。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1361" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/7.jpg" alt="7" width="279" height="208" />　<img class="alignnone size-full wp-image-1362" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/8.jpg" alt="8" width="272" height="204" /></p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1363" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/9.jpg" alt="9" width="272" height="202" />　<img class="alignnone size-full wp-image-1360" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/10.jpg" alt="10" width="274" height="204" /></p>
<p>弦楽器会場は新作楽器・弓、ケースや弦を中心とした企業が出展しています。最近は地元ドイツのメーカーよりも、中国、台湾のメーカーの進出が目覚ましいです。価格がリーズナブルなのはもちろんのことですが、近年は非常に技術レベルの高いメーカーが増えてきました。オールドレプリカはウッドワーク、ニスともに非常にセンスが良く、驚かされます。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1367" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/11.jpg" alt="11" width="285" height="214" /></p>
<p>ドイツ最大の楽器メーカーGEWA（ゲバ）社のブースです。写真のとおりチェロを弾く方には特になじみ深いメーカーかと思います。大手大企業は出展の規模もとても大きく、展示ブースのほかに、まるで会社のオフィスのような商談用のスペースも設置しております。世界中のバイヤーとの交渉事が、あちこちで行われていました。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1368" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/12.jpg" alt="12" width="286" height="214" /><br />
GEWA 社製バイオリンケース　“IDEA” 1.8kg</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1369" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/13.jpg" alt="13" width="218" height="290" /><br />
Wittner社のブース。巨大メトロノームが動いております（笑）</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1370" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/14.jpg" alt="14" width="274" height="205" /><br />
LM楽器（エレキギター、ドラムなど）のデモンストレーション。まるでライブハウスのような迫力です！</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1371" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/15.jpg" alt="15" width="271" height="203" /><br />
日本の代表的なメーカー、ヤマハ社のピアノ展示会場。とにかく巨大です！<br />
日本人の伝統芸ともいえる「ものづくり」の文化を発信し、世界の認める商品を作ること、これは我々にとっても目標とするところです。同じ日本のブランドが、世界の舞台で活躍する姿に、心強さを感じました。</p>
<p>次回は番外編と称して、ドイツの食べ物についてふれたいと思います。乞うご期待ください！</p>
<p>（くぼた）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>【スタッフブログ】ヨーロッパ出張日記 #1</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1336</link>
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		<pubDate>Thu, 01 Apr 2010 02:15:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ]]></category>
		<category><![CDATA[バイオリン]]></category>
		<category><![CDATA[ミュンヘン]]></category>

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		<description><![CDATA[【3/22】
ヨーロッパ出張に行ってきました。
最初の目的地はミュンヘンです。ドイツ三番目の大都市と呼ばれるこの街は、伝統的な家屋を残しながら、歴史ある風景を大切に守っています。

　
ここで活躍するバイオリンディーラー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p align="left">【3/22】</p>
<p>ヨーロッパ出張に行ってきました。</p>
<p>最初の目的地はミュンヘンです。ドイツ三番目の大都市と呼ばれるこの街は、伝統的な家屋を残しながら、歴史ある風景を大切に守っています。</p>
<p><span id="more-1336"></span></p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1337" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/1.jpg" alt="1" width="292" height="219" />　<img class="alignnone size-full wp-image-1338" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/2.jpg" alt="2" width="289" height="216" /></p>
<p>ここで活躍するバイオリンディーラー、Wolfgang Hambergerさんです。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1340" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/3.jpg" alt="3" width="295" height="220" />　<img class="alignnone size-full wp-image-1341" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/4.jpg" alt="4" width="294" height="194" /></p>
<p>ハンバーガーさんはミッテンヴァルトのバイオリン製作学校を卒業した後、その確かな技術と、オールド・アンティーク楽器の知識を生かし、若き国際的ディーラーとして評価の高い人物です。</p>
<p>モダンな造りの店内には、アンティーク家具がセンス良く取り入れられており、機能的で快適な空間です。ここでは彼の持つ、健康的な状態で素晴らしいオールドバイオリンを見せていただきました。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1343" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/5.jpg" alt="5" width="273" height="205" />※写真に写っているのは、業者仲間の方です。</p>
<p>ハンバーガーさんはバイオリンの腕前もプロ級です！実は若かりし頃に音楽学校を卒業しております。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1344" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/04/6.jpg" alt="6" width="261" height="196" /></p>
<p>次回はフランクフルトについて書きたいと思います。</p>
<p>（くぼた）</p>
]]></content:encoded>
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		<title>【連載】バイオリン商 デビッド・ローリーの回想録　第7話</title>
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		<pubDate>Sun, 21 Mar 2010 15:00:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
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		<category><![CDATA[Amati]]></category>
		<category><![CDATA[アマティ]]></category>

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		<description><![CDATA[前回までのお話はこちら
The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #7
【ビヨーム氏のチェロ】-2
彼は部屋へ私たちを招き入れると、所有しているストラディバ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1306">前回までのお話はこちら</a></p>
<p><strong>The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #7</strong></p>
<p><strong>【ビヨーム氏のチェロ】-2</strong></p>
<p>彼は部屋へ私たちを招き入れると、所有しているストラディバリとベルゴンツィのバイオリンを見せてくれた。</p>
<p><span id="more-1315"></span></p>
<p>もう1本、とても立派なチェロも出してきた。私はいつものくせで、f孔の穴から作者のラベルを読み取ろうとしたら、ジャンセン氏いわく、「その楽器には、ラベルが付いていないよ。」ビヨーム兄弟はこのチェロを、アマティ派のイタリア製だと鑑定していて、ジャンセン氏はそのことに満足をしていた。</p>
<p>私はニスなどの細かい点をチェックしてみたところ、とてもイタリア製とは思えなかった。その時、指板の下部の表板の上に、円形の飾りが刻まれているのを偶然見つけた。たしか、ロンドンでこれと同じ模様のついた楽器を2本見たことがあった。メーカーはバラク・ノーマンで、その飾りには作者の頭文字が刻まれている。ノーマンは英国の古い弦楽器製作家である。その時私と一緒にいたロンドンの楽器商の主も、それらのチェロをノーマンの作だと言っていた。ここにあるジャンセン氏のチェロは、その時の2本のチェロに似ているではないか。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1319" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/03/Amati1.jpg" alt="Amati" width="244" height="137" /></p>
<p>多少の迷いはあったが、あまりにも似ていたので、思い切って言ってみた。「これと大変良く似たチェロを2本見たことがあるんですよ。」そして断言は出来ないが、ノーマンがイタリアの誰かの作風をコピーしたものかもしれないと付け加えた。「円形の模様」は動かしがたい事実で、明らかに3つのチェロは同一モデルに基づいて作られたものだと私は確信していた。しかし、ジャンセン氏は明らかに気色を損じた様子だった。</p>
<p>しばらくして帰る段になり、ジャンセン氏は階下まで我々を送ってきた。その時ジャンセン氏に先ほどの話を聞いたビヨーム氏は、「あのチェロはイギリス製ではなく、イタリア製としか考えられない。」と言った。しかし、そう言うビヨーム氏自身、表板の円形飾りを見落としていたのである。</p>
<p>2~3ヶ月経ってからビヨーム氏の所を訪ねると、おかしい程の敬意を表して私を招き入れるではないか。そしてすぐジャンセン氏を呼んできたのだが、彼もまた、どういうわけか私に大変な尊敬の意を示したのである。</p>
<p>（つづく）</p>
]]></content:encoded>
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		<title>【連載】バイオリン商 デビッド・ローリーの回想録　第6話</title>
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		<pubDate>Sun, 07 Mar 2010 15:00:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[vuillaume]]></category>
		<category><![CDATA[ビヨーム]]></category>

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		<description><![CDATA[前回までのお話はこちら
The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #6
【ビヨーム氏のチェロ】-1
N.F.ビヨーム氏はその頃イタリア製と思える古いチェロを [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1272">前回までのお話はこちら</a></p>
<p><strong>The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #6</strong></p>
<p><strong>【ビヨーム氏のチェロ】-1</strong></p>
<p>N.F.ビヨーム氏はその頃イタリア製と思える古いチェロを持っていた。</p>
<p><span id="more-1306"></span></p>
<p>そのチェロには金言や紋章などがあちこちに描かれていた。これらの模様は、フランスのシャルル9世の礼拝堂から抜粋されたもので、ビヨーム氏自身は、このチェロがアマティ派の誰かの手で、特注で作られたものだと考えていたようであった。彼がこのチェロを入手した時は破損がひどかったらしいが、辛抱強く破片を探し出すなどして復元をした。楽器の破損部は何百にものぼるのだが、あまりにも見事に復元されたので、一見しただけではプロの人間にさえも健康状態が良いものに見えるほどだった。これはまさに愛情の労作とでも言おうか。彼はこのチェロは本来「ロンドン塔」にこそ保存されるべきだと信じていたふしがある。それを聞いた彼の兄たちはただ笑っていたものだ。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-1309" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/03/vuillaume.jpg" alt="vuillaume" width="150" height="150" /></p>
<p>当時ビヨーム氏は部屋数の多い大きな屋敷に居を構えていて、彼の妹に家事一切を任せていた。2階は間貸ししていて、その頃に住んでいたのは、チェロを弾く愉快な紳士であった。この人の演奏はずばぬけて素晴らしかったので、私は常々プロの芸術家ではないかと思っていた。ある時、ビヨーム氏に聞いてみると、「単なるアマチュアだけど、知り合いになりたいのなら紹介してあげようか」と言う。「近づきになれれば嬉しいですな。」</p>
<p>そこで我々はさっそく彼の部屋を訪ねることにした。彼はジャンセン氏と言って、年は60歳から70歳ほどだろうか、背が高くて胸巾の広い、典型的なフランドル人であった。彼は音楽に埋没したような生活を送っている様子だった。ビヨーム氏が兄のJ.B.ビヨーム氏をパリに訪ねるときなども、いつも一緒に旅行していたようだった。</p>
<p>（つづく）</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>【連載】バイオリン商 デビッド・ローリーの回想録　第5話</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1272</link>
		<comments>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1272#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 22 Feb 2010 15:00:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>
		<category><![CDATA[ストラディバリ]]></category>

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		<description><![CDATA[前回までのお話はこちら
The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #5
【ストラディバリとの出会い】-2
私は偶然にも二つのことを学ぶことができた。

一つ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1244">前回までのお話はこちら</a></p>
<p><strong>The Reminiscences of a Fiddle Dealer by David Laurie #5</strong></p>
<p><strong>【ストラディバリとの出会い】-2</strong></p>
<p>私は偶然にも二つのことを学ぶことができた。</p>
<p><span id="more-1272"></span></p>
<p>一つは満員の音楽ホールと静かな私室という、二つの全く違う場所でクレモナの名器の音色を聞くことができたこと。二つ目はヴュタンの演奏を聞いたときの、あの美しい響き、独特の張りのある音色が自分で弾いた時にまったく出せなかったことである。もっとも、自分で理由付けをして慰めた。彼はバイオリンを弾くのが生活をかけた勉強と仕事であったのに対し、私ときたら、暇を見つけて練習をする程度のアマチュアだった。楽器を鳴らせるか鳴らせないかという違いがあってごく当然だったのだ。</p>
<p>この時、私がストラディバリを持つという夢はかなえられなかった。イーディさんは私のためにレベルに合った楽器を探し出してくれた。そして、</p>
<p>「君がクラークさんの所で夢中になったあのばかばかしい代物よりはるかに立派な楽器だよ。」</p>
<p>と言った。しかし私は彼の説には残念ながら同意出来なかった。それでも彼の求めてくれたバイオリンはそれなりに気に入ったし、親切な心遣いには大変感謝した。その後、長い間このバイオリンは私の元にあって、喜びを与えてくれた。</p>
<p>1867年、当時私は新しい仕事を手がけることになった。それは、海外に市場を開拓する仕事だったので、いろいろな国の大小の都市に出かけなければならなかった。その結果、英国に住んでいた頃とは比較にならぬほど、最高級の名器に接する機会を得ることになった。私は行く先々の都市に住む弦楽器製作家や業者を訪ね、たくさんの人たちと面識が出来るようになった。</p>
<p>とりわけ、N.F.ヴィヨームにはよく会った。彼は有名なJ.B.ヴィヨームの弟で、当時ブラッセルで職についていた。その職というのが、ブラッセルの国務大臣によって任命された同国の音楽院の御用バイオリン製作者というものであった。外国人の起用ということからして、彼の才能がいかに高い評価を受けていたかをうかがわせる。彼は中背で胸巾が広く、がっしりとした体つきの人で、ミルクール生まれの、れっきとしたフランス人であったが、どちらかというと、スコットランド低地方の人のような風采をしていた。彼は大の旅行好きで、ロンドンは二度行ったことががあると言った。ただ二度とも、ひどい船酔いに苦しんだので、イギリス海峡横断だけはごめんだが、ロンドンだけは是非また行きたいとしきりに言っていた。</p>
<p>（つづく）</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>【スタッフブログ】ウルフ（ヴォルフ）音について</title>
		<link>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1293</link>
		<comments>http://www.bunkyo-gakki.com/essayandblog/1293#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 19 Feb 2010 10:32:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bunkyogakki</dc:creator>
				<category><![CDATA[エッセイ&BLOG]]></category>

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		<description><![CDATA[ウルフ（ヴォルフ）音について今日はお話したいと思います。チェロやコントラバスのような大型楽器をお弾きの方には馴染み深いと思いますが、バイオリン・ビオラにも起こり得る現象です。

近い周波数の音が同時に鳴ると、波打ったよう [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ウルフ（ヴォルフ）音について今日はお話したいと思います。チェロやコントラバスのような大型楽器をお弾きの方には馴染み深いと思いますが、バイオリン・ビオラにも起こり得る現象です。</p>
<p><span id="more-1293"></span></p>
<p>近い周波数の音が同時に鳴ると、波打ったように聞こえます。例えば442hzと443hzの音叉をお持ちでしたら、同時に鳴らしてみて下さい。「ウワーンウワーン」とうねったように聞こえるかと思います。ウルフ音とはそれに近い現象が楽器の音を出したときに起こっています。弦を弓で弾くと弦が震動し、駒や魂柱を伝って大きな音になります。その際に弦以外の場所が、弦とは違う周波数で震動することがあります。震動する場所は表板だったり裏板だったりと様々です。そうするとお互いの音を打ち消しあうかのようにうねった音（人によっては響きの悪い音や詰まったような音と表現することもあります）となって聞こえてしまうのです。ウルフ音は「ファ#」など、ある特定の音で鳴ります。</p>
<p>良く鳴る楽器に起こりやすいと言われていますが、もちろんこれは楽器の欠陥や不良ではありません。どの楽器、どんなグレードの楽器にも起こり得る、音の特性のひとつです。かといって、弾く人にとって音の良し悪しは大変重要な点ですので、弾くたびに「響きが悪い…」と悩んでいては演奏する楽しみも半減してしまうでしょう。もし今お持ちの楽器の音で「何かがおかしい」と感じていましたら、それはもしかするとウルフ音かもしれません…</p>
<p>ウルフ音を完全に消し去ることは今のところできません。ウルフ音を抑え込もうとすると逆に音量が減ってしまったりと、満足のいく音が得られない場合もあります。なのでウルフは鳴ってしまったらうまく付き合っていくしかない、と良く言われています。しかし調整で気にならないレベルまで持っていくことはできます。また、ウルフキラーと呼ばれる、弦に取り付ける装置も様々な形のものが発売されています。</p>
<p><img class="alignnone size-thumbnail wp-image-1295" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/02/201002191631000-150x150.jpg" alt="201002191631000" width="150" height="150" /><img class="alignnone size-thumbnail wp-image-1297" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/02/201002191630000-150x150.jpg" alt="201002191630000" width="150" height="150" /><img class="alignnone size-thumbnail wp-image-1298" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/02/201002191632000-150x150.jpg" alt="201002191632000" width="150" height="150" /><img class="alignnone size-thumbnail wp-image-1299" src="http://www.bunkyo-gakki.com/images/2010/02/2010021916370001-150x150.jpg" alt="201002191637000" width="150" height="150" /></p>
<p>上の写真はすべてチェロ用のウルフキラーですが、一番右のものは楽器の背中に取り付けるタイプです。バイオリンの肩当てのような形をしています。演奏時に体に当たることは無いので、意外と使い心地は良いです。（左よりGEWAブラス製、ピュア・ブリランテ、ブラス製ネジ式、ARTINO木製）</p>
<p>文京楽器ではウルフ音にお悩みの皆様をお助けすべく、ウルフ音調整に力を入れております。ウルフキラーの取り付け方などもご説明いたしますので、日頃からウルフ音が気になっている方は是非お気軽にご相談下さい！</p>
<p>（おかもと）</p>
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