弦楽器メルマガ
BG Newsletters 配信中!
BG Newsletters に登録する登録する

日曜・月曜定休
Closed on Sundays & Mondays

10:30~18:30

112-0002 東京都文京区小石川2-2-13 1F
1F 2-2-13 Koishikawa, Bunkyo-ku,
Tokyo 112-0002 JAPAN

後楽園駅
丸の内線【4b出口】 南北線【8番出口】
KORAKUEN Station (M22, N11)
春日駅 三田線・大江戸線【6番出口】
KASUGA Station (E07)

メーカー辞典

SEARCH

半角英数字のみ/空欄可

Joseph Arthur Vigneron "père"

Bow Maker  1881-1924
Mirecourt, ParisFrance

ジョゼフ・アルテュール・ヴィネロン(ヴィニュロン)は義理の父親であるC.N.ウッソンの下で製作を学び、1872年に父親が亡くなるとJ.J.マルタンの下で働き始めた。1880年にガン&ベルナーデルで働くためパリへ移った。彼の作品から、ミルクール派の、特にC.N.バザンからの影響が良く見て取れるものの、パリに於ける仕事を通してF.N.ヴォワランJ.B.ヴィヨームらの要素が顕著になっていく。
 
1888年頃に自身の工房を構え、その仕事の速さと正確さで評判が広まった。この時期に、シャンファーの幅が広く、フロッグが大ぶりになるなど、独自な作風が強まった。また、彼の作品は装飾よりも機能を重視したもので、その優れた操作性は大きな称賛を得た。息子のアンドレ・ヴィネロンは19世紀終わりにアシスタントとして働き始め、彼が亡くなる1905年まで共同して製作を続けた。ほとんどの弓は「A.VIGNERON A PARIS」のスタンプが押してある。