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Marcel Charles Lapierre

Bow Maker  1907-1979
Mirecourt, ParisFrance

マルセル・シャルル・ラピエールは、20世紀ミレクールの主要な工房へ向け、広く弓を供給した。1921年から1923年の間にJ.T.ラミーに製作を学び、1931年にはフランソワ・ロッテ1世と共に働いた。その5年後、シャルル・ルイ・バザンの工房へ移り、モリゾー兄弟のためにも働いた。1946年にはエミール・オーギュスト・ウーシャへ弓を納めたが、ウーシャがニューヨークへ発った同じ年に、アルフレッド・ヴィドゥデの下で働き始めるべく、ジュネーヴへ移った。そのわずか1年後、彼はミルクールへ戻り、生涯働くことになる自身の工房を構えた。

ジュネーヴから戻った後の10年間に於いて製作されたラピエールの弓は、特に評価が高い。それらの特徴として、やや角張ったヘッドと、ウーシャ・スタイルのフロッグ、ヒル式のアンダースライド等が挙げられる。1970年以降は技術の精度が大きく落ちた。彼はウーシャと同様、スティックの両側にスタンプを押している。