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楽器・弓の辞典

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Anselmo Bellosio

Violin Maker  1743-1793
VeniceItaly

アンセルモ・ベロッシオは1743年にオルガンメーカーの家系に生まれ、19歳から20歳の頃にベニスへ移った。彼は1770年にジョルジオ・セラフィンの工房にてバイオリン製作を始めたと考えられており、1777年にはセラフィンの事業を継ぐことになった。彼の作品は実際に製作した年よりも過去の年代を記入したラベルが添付されているものが多く存在する。もっとも古い年代では1754年製と書かれているが、もしこの通りだとすれば、ベロッシオがわずか11歳の時に製作した楽器ということになる。ほかにも1780年製のビオラには、1762年のラベルが貼られている。これはベロッシオ自身による意図的な改ざんであり、課税をごまかそうとして行っていた為だと考えられている。
 
ベロッシオの作品は数が少ないがその技術は卓越したもので、仕上げも美しく、彼は最後の優れたベニス派の製作家とされている。イギリスのバイオリン商、チャールズ・ベアの言葉を借りれば、「バイオリン製作に於ける18世紀最高のベニス派は、サンマルコ広場の時計台の下にあるベロッシオの工房で途絶えたといえる」。彼は肺炎のため50歳で生涯を閉じた。